SONG OF THE EARTH 311 – FUKUSHIMA 2024 –

REPORT

ラブフォーニッポン なみなさまへ
活動報告をさせてください

【SOTE シンポジウム 2021 第4回福島会場 活動報告】
第4回目となるSOTEシンポジウム福島会場が無事に終了いたしましたことをご報告させていただきます。

今回も実のこもった、忌憚のないディスカッションがされました。
新型コロナウイルス感染対策にともなう緊急事態宣言の発出を受け、
福島会場のスタッフは最小限の人員に留めました
(※東京から現地入りしたスタッフは事前に抗原検査を行い、陰性を確認したのちに移動いたしました)

また、大半の参加者はリモート参加となり、
現地会場ではソーシャルディスタンスと指先の消毒を徹底し、感染予防に努めました。

福島会場は、「おたがいさま」という、
わたくしたちが普段から口にする自分と相手の双方を思いやるこの言葉をテーマにしていきました。

参加者が感じた「おたがいさま」の場面をそれぞれ話し、
考えを深めていくことにしました。
高校生・大学生から社会人まで21名の方々にご参加いただきました。

今回の基調講演は、アポロガス会長の篠木雄司さんにご登場いただきました。

アポロガスは1971年創業、福島市に本社を置く地元企業です。
LPガスや灯油、電気を販売するいわばエネルギー販売を生業としています。
篠木さんは2007年に3代目社長に就任。
新入社員の「ラジオDJ研修」などユニークな人材育成を行い、地域に根ざした人づくりを推進しました。
現在は、会長の職に就きながら、社内の「元気エネルギー供給本部長」を兼任されています。
基調講演でもコップと水を使った実験を行うなど、とても興味深いお話しをしていただきました。

基調講演の後は、3つのテーブルに分かれテーブルトークに入りました。

まずはひとりずつ自己紹介と、それぞれが体験した「おたがいさま」のエピソードを紹介。

実際に災害のときにあったできごとや、感じたこと、
また普段の生活でのおたがいさま、さまざまな話しが語られました。

被災・避難における「おがたいさま」。
東日本大震災で福島県は、これまで誰も経験したことのないたいへん大きなダメージを受けました。
そして、多くの支援が全国から集まりました。
実際に支援を受けると、いつか「恩返ししたい」という気持ちが強くなったといいます。

福島県以外の他の地域で災害があった際は、
次は自分たちが!という、いわば、おたがいさまの気持ちがとても働いたという話しもありました。

「おがたいさま」は被災地支援だけでなく、
日常の小さなできごとなど生活のそこかしこにもあります。

そこには必ず相互の理解が欠かせません。
個々のおたがいさまという気持ちがあれば、
いざというときに相互を助け合える行動に繋がるかも知れません。

個人個人が、ただ待つだけでなく、想像力を働かせながら自発的に能動的に動く……。
とくに、今回会場となった福島では、
震災直後にそうしたことが自然と求められた場所でもあったと、
強く感じる回でもありました。

コロナ禍の中での開催でしたが、
第一回の会津会場からスタートしたリモート開催も徐々になれてきて
参加者のみなさんの意見もしっかり反映できる形になってきました。

さまざまな災害が起きたときに現場では
「じゃあどうしようか!」とみんなで考えアクションを起こしていきます
そこにはできる限りの要素が必要です

危険ではないこと
効率が良いこと
あるものを有効利用すること
お互いがたすけあうこと

もっと場面場面では要素があると思いますが
このコロナ禍のなかでも
歩みを止めないためのアクションが
新しい可能性を生み出しているように思います。

これまで現地支援活動や交流がメインだったものが
学生たちの意見を
企業代表や行政の方々が同じテーブルで聞ける場ができたこと
さまざまな横のつながりが増えたこと
いよいよ悲しみの経験をこれからのまちづくりに生かしていける
そんな希望が見えてきました。

内閣があたらしくなったりと政治の世界の変化が起きていますが
街はそこに暮らす人々で成り立っています。
さまざまな人々の意見が反映され
お互いさまのたすけあう精神が育まれることで良質なコミニティが形成されていくのではないかと
シンポジウムを開催してきて実感しています。

今月は長野にて開催予定ですが
安全を第一に
よりよい話し合いがすすめていけるように善処していきたいと思います。

これまでのシンポジウムの模様はこちらからどうぞ
https://youtube.com/playlist?list=PLm56r_xTzXsjw3PARkeAFT2n_L1fIGUh9


福島はじめ各地での活動も続けていますので
どうぞ
引き続きラブフォーニッポンへのご支援をよろしくおねがいいたします。

CANDLE JUNE

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【開催概要】

SOTE シンポジウム福島ラウンド会場(福島)
2021年9月11日(土)

12:30 開会挨拶 LFN代表 CANDLE JUNE
13:00 基調講演 アポロガス会長 篠木雄司様(20分)
13:20 テーブルトーク テーマ「おたがいさまのある暮らし」
14:20 休憩
14:30 全体セッショントーク
15:30 トークのふりかえりとまとめ
15:40 閉会挨拶
15:50 終了

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鈴木美伸

TVリポーター、ラジオパーソナリティ
現在、福島中央テレビ「ゴジてれChu!」
ふくしまFM「impress ーGOOD FRIDAYー」にレギュラー出演中。
また、近年は舞台演劇や朗読会に出演するなど活動の幅を広げている。

渡辺俊美

1966年12月6日 福島県川内村生まれ 富岡町育ち
1990年当初に結成されたTOKYO No.1 SOUL SETのギター、ヴォーカル、サウンド・プロダクション担当。
現在までにシングル15枚、アルバム8枚、その他ライヴ、ベストアルバムなど多数リリース。
2021年には30周年記念オリジナルフルアルバム「SOUND aLIVE」発売。
並行して2000年に結成したソロプロジェクトTHE ZOOT16を経て、バンドスタイルの渡辺俊美&THE ZOOT16のギター、ヴォーカルとして活動中。
2010年には同じ福島県出身の山口隆・箭内道彦・松田晋二の4名で猪苗代湖ズを結成。
2011年3月に録音した「I love you & I need you ふくしま」で第62回NHK紅白歌合戦に出場。
当時高校生だった息子に3年間にわたって作り続けた弁当が話題となり、エッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』として2014年にマガジンハウスより出版、ベストセラーに。
漫画化およびNHKでテレビドラマ化された後に、2020年には「461個のおべんとう」のタイトルで映画化。兼重淳がメガホンを取り、父親役を井ノ原快彦・息子役を「なにわ男子」の道枝駿佑が好演。劇中音楽も担当。

https://note.com/toshimi16/

ホテルニュートーキョー
guest 山㟢廣和 (toe)

2003年、今谷忠弘のソロユニットとして始動し、その後はバンド編成によるライブ活動を展開。
今回のSONG OF THE EARTH 311 FESTIVALでは、ゲストに山㟢廣和 (toe)を迎え、2016年の3月に制作された"LIGHT FOR FUKUSHIMA" を披露する。

https://hotelnewtokyo.net/

Bro.KORN

34年間ライヴハウス周りをしながら当時の幻のライヴハウス「新宿ルイード」で3年間超満員の記録を作り、6社のレコード会社からスカウトされ、その後あのWON’T BE LONGの大ヒットにより売り上げ160万枚のミリオンセールスを達成する。
その後、NHK 紅白歌合戦初出場を果たし、FNS歌謡祭、有線大賞、TBS音楽祭新人賞等々を受賞。
芸能界での幅広い交友関係をもち、様々なアーティストへの楽曲提供を行い、自らもソウル・ブラックミュージックをはじめ、DISCOCLUBカルチャーの発展に尽力し、テレビ、LIVE含め様々なシーンで精力的に活動し続けている。
昨年、自叙伝的ベストアルバム「魂信。~My Life is in Destiny~」(2枚組全33)をリリース。魂に導かれた人生と音楽が詰め込まれた渾身の最新アルバムとなる。
昨年、バブルガム・ブラザーズ結成40周年を迎え、さらなる活動を加速させていく。

https://twitter.com/kondohgumi

藤原さくら

福岡県出身。1995年生まれ。
父の影響ではじめてギターを手にしたのが10歳。
洋邦問わず多様な音楽に自然と親しむ幼少期を過ごす。 高校進学後、オリジナル曲の制作をはじめ、少しずつ音楽活動を開始。地元・福岡のカフェ・レストランを中心としたライブ活動で、徐々に注目を集める。
4月からは東京・NHKホールをはじめ全国5都市で「Sakura Fujiwara Tour 2024」が開催される。
宮城公演は4月21日仙台PIT。
天性のスモーキーな歌声は数ある女性シンガーの中でも類を見ず、聴く人の耳を引き寄せる。

https://www.fujiwarasakura.com/

谷本賢一郎プロフィール
佐用町観光大使。兵庫県佐用町出身。歌手、タレント。愛称:タニケン。
NHK-E テレ「フックブックロー」けっさくくん役としてレギュラー出演。
BS プレミアム「ワンワンパッコロ!キャラともワールド」にてギターモグラの声や、テレビアニメ「ジェリージャム」では主題歌・挿入歌を担当。
2019年、CD キッズアルバム「うたの店長さん・ステキ ソングショップ」をキングレコードから発売。
2022年9月、最新 CD アルバム「青い花」を発売。
現在、のりもの研究家タニケンとして出演の DVD「のりものすごいぞ!」シリーズ 6作品を Amazon Prime Video チャンネル NHK こどもパーク、 Hulu などで動画配信中。
アコーディオンまいこ、パーカッションのノッチと一緒に、 全国各地でのファミリーコンサートや野外音楽フェス、学校・保育園・幼稚園での訪問ライブなども行っている。

http://maimusic.net/

Laugh(ラフ)
福島市を中心に活動するキッズダンスチーム。
心から笑っていたい!
またそんな笑顔を見ていたい!と言う想いがあり結成。

HYS(ヒス)
福島県を拠点に活動する17歳のヒューマンビートボクサー。
過去に2度の大会で優勝し、国際大会では見事にランク入りを果たす。
2019年のヒューマンビートボックス日本大会ではベスト4に残る。
大会のみならずライブパフォーマンスも精力的に活動しており、FUJI ROCK FESTIVALをはじめとしたさまざまなイベントに出演。
現在は一般社団法人LOVE FOR NIPPONに所属し、日本ヒューマンビートボックス協会が掲げる「ビートボックスと社会貢献」をコンセプトに活動している。

山岡トモタケ
福島県二本松市出身シンガーソングライター。
WHITE ASHのギタリストとして10年間活動後、2017年に解散。
解散後はアコースティックバンドs o t t oを経て、現在ソロは山岡トモタケ、バンドは山岡トモタケ&FLAMINGSとしてライブ活動中。
2023年福島ユナイテッドFC応援ソング「まなざし」を担当。
福島中央テレビ音楽番組「二畳半レコード」、ふくしまFM「2畳半レコード・オン・ラヂオ」で純レギュラーとしても活躍中。

《X》
https://x.com/yamaokatomotake
《Instagram》
https://www.instagram.com/yamaoka_tomotake

片平里菜

シンガー・ソングライター。「閃光ライオット 2011」にて審査員特別賞を受賞し、2013年メジャーデビュー。
今年夏には猪苗代野外音楽堂でデビュー10周年イベントを行い、9thシングル【予兆】10月18日NEWアルバム【Redemption】をリリース。情感にあふれた声、日常を包み込む詩、環境や社会へのまなざしは人々の心を震わす。
次世代の表現者として、従来の音楽の枠に捕らわれず幅広い活動を行っている。

https://www.katahirarina.com/

青谷明日香

ピアノ弾き語りシンガーソングライター、青谷明日香。
郷愁あふれる田舎の風景から、哀愁ただよう都会のビルの風景まで、様々な主人公の物語を歌い紡ぐ。
「FUJI ROCK FESTIVAL」「New Acoustic Camp」「森、道、市場」「オハラ☆ブレイク」などの大型野外フェスや、お寺、神社、公民館、カフェ、バー、旅館等、場所を選ばないスタイルで、演奏ツアーを敢行。
また、CM楽曲制作、テレビ番組主題歌、映画主題歌・劇伴の楽曲制作も行う。

www.aoyaasuka.com