SONG OF THE EARTH 311 – FUKUSHIMA 2024 –

REPORT

ラブフォーニッポン なみなさまへ
活動報告をさせてください

今年の3月12日からスタートしたSOTEシンポジウムも
この春から福島で4会場、渋谷、熊本、長野と県外でも開催を予定していましたが
コロナウイルスの影響からリモート開催となっています

6/19は渋谷会場での開催を検討しておりましたが
緊急事態宣言下なので今回もリモート開催とさせていただきました

一般公開はできませんが
後日配信などを検討しております

渋谷でのテーマは「防災、これからのまちづくり」としました
オリンピックをひかえた東京都ですが
コロナのことがここ2年近くメインの話題となっています
それ以前にはオリンピック開催予定地として
日本、そして東京はどうなのだろうか?と話題になっていたと思います

余震が続くなどの地震災害、放射線量の有無や風評など
311関係の問題点もありました
また世界各地で発生するテロという危険や気温の問題など
様々な課題にたいしてどう向き合うべきか?議論されていました

それはきっと311以降の10年のあゆみとも近いものであったと思います
「復興」という言葉とオリンピック誘致もよく結び付けられていました

オリンピックについてこの場で何か意見をというつもりではないのですが
ただ、日本人が向き合い
解決していかなければいけない、諸問題の締め切りを
もらっていたというように私は思っていました

オリンピックがなかったとしたら
その締め切りがない分、今よりももっと
喉元過ぎれば的な雰囲気にもなっただろうし
世界中のメディアがここまで日本に注目しなかったと思います

ただ
だからといって
問題点を隠してみたり、嘘をつくような方向性にむかうことは
とってもよくないことだと思いますし
問題点を挙げることのみで終わることも
目的に達するわけではないので結果としては意味がありません

ここまでやんわり表現してきましたが
311直後には多くの方々から「原発反対!」という声を聞きましたが
現実は止まっていた原発をまた再稼働する動きに向かっていたり
原発事故に関しての緊急事態宣言は解かれているわけではないのに
モニタリングポストが撤去されつつある状態です

私は311以降
原発反対運動というアクションをやめました
反対の気持ちはあります
ですがその気持ちを声にするのではなく
なぜ反対したいのか?そしてなぜ現実は推進のままであるのかと向き合うようにしました
そして「じゃあどうしたらいいのか?」
違う方向に向かうために必要な「ものや、ひと、できごと」を探しました

先日も中国の原発で放射線量が放出されたというニュースを聞きました
そんなときに自分たちの暮らしている街に
モニタリングポストがあったほうが安心ではないかな?
福島にあるポストを撤去する方向にするのではなく
すべての市町村が設置したほうが
住民の安心安全に配慮したまちづくりになるのではないのか

世界は常に
あたらしい情報の波がやってきます

とはいえ、みんなそれぞれのまちで暮らしていて
そこには市町村のルールや特色があります

「しなければいけない支援」ではなく
「したくなる支援」

いつも大切にしている想いですが
災害支援から学んだことをこれからのまちづくりに活かしていくことで
それぞれの町で、それぞれの職業で
「したくなるアクション」につながっていくのではないかと思います

「おたがいさま」というあり方を
SDGsを叫ぶ世界に日本から発信したいです

311からは11年目
新たな気持ちでSOTEシンポジウムを開催していきます

さまざまな新しい出会いのなかで
みなさんとはなしあい、災害に対してのアクションではなく
これからの未来のまちづくりのための一歩としていきたいと思います

シンポジウム開催はこれからも各地でおこなっていきますが
災害地域でのアクションもコロナウイルスの状況をみつつも
続けていきたいと思います

どうぞみなさま
これからもよろしくおねがいいたします

一般社団法人 LOVE FOR NIPPON 代表

CANDLE JUNE

※シンポジウムの様子をLOVE FOR NIPPON YouTubeチャンネルでご覧いただけます↓
https://youtube.com/playlist?list=PLm56r_xTzXsjw3PARkeAFT2n_L1fIGUh9

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これまでの活動レポートはこちらをご覧下さい
https://lovefornippon.com/report

ラブフォーニッポンFB
https://www.facebook.com/LFN311

月命日に福島のみなさんからメッセージを授かっています。ぜひひとりひとりの想いを読んでみて下さい。
https://fukushima311.jp/

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【開催概要】
■SOTEシンポジウム日本ラウンド(東京都/渋谷会場)
●日程
2021年6月19日(土)

●SOTE シンポジウム 2021渋谷会場タイムテーブル
10:00 受付開始、 進行説明
10:20 開始 & CANDLE JUNE挨拶
10:30 「世帯別防災のススメ」 世界防災フォーラム代表理事 小野裕一様
10:45 テーブルトーク1自己紹介とテーマについて
11:35 渋谷区長ごあいさつ 長谷部健様
11:50 午後の説明
12:00 昼食休憩
13:00 「日本一の災害対応と復興支援に向けた取り組み」 Yahoo 災害支援プラットフォーム
プロジェクトマネージャー 森禎行様
13:20 テーブルトーク2
14:20 テーブル発表
14:35 総評
14:40 写真撮影
14:50 閉会
15:00 オフミーティング
15:30 終了

トークテーマ:「これからの防災」
※第2回となる日本ラウンド(東京/渋谷)についても第1回の福島ラウンド(会津)同様に
オンラインにてリモート開催

●都心でもいっしょに考えられるまちづくりこそが防災への第一歩

東京都渋谷区には様々な防災に取り組む仕組みが生まれています
帰宅困難者を受け入れるための施設作りや避難場所
一時集合場所が渋谷区のどこにあるかを示すための「SHIBUYA OK!? map」という地図を作成しています
ほかにも「渋谷区防災ポータル」という渋谷区の防災専用WEBサイトや
リアルタイムでの情報をキャッチするためのアプリ「渋谷区防災アプリ」の開発など
いざというときに備えた動きを進めています
「SHIBUYA BOUSAI CARAVAN」では、防災は特別な事ではなく
いつでも助け合える仲間が同じまちにいて
繋がるためのコミュニティ作りを考える運動を行なっています
より良いまちづくりを目指していること、様々な横のつながりを作ることで
防災の輪が広がっていっています

●「SHIBUYA BOUSAI CARAVAN」

渋谷区での、地域の防災に関する関心や防災意識を高め
地域の防災力向上を図ることを目的に
いつでも助け合える仲間が同じまちにいて、繋がるためのコミュニティ

●「SHIBUYA OK!? map」

帰宅困難者を受け入れるための施設が渋谷区に何か所あるのか
避難場所・一時集合場所が渋谷区のどこにあるかを示すための地図
たくさんの人が集まる街だから、渋谷区にあるお店や会社の方々に知っておいてもらい
何かあったときは助け合い支え合いの第一歩として作られています

●これからの暮らしとも結びつく、 同じテーマを共有することの重要性

SOTEシンポジウム日本ラウンド(東京/渋谷)では
第一回と同様に午前午後の基調講演・各テーブルに分れての
自己紹介とディスカッションの時間を設けていました
それぞれが防災に取り組むべき事をどの様に感じているのか、今後どうなっていきたいかなどを
各テーブルのファシリテーターと一緒になって考えることができました
オンラインならではのグラフィックレコーディングも引き続き取り入れました
グラフィックレコーディングはリアルタイムにその場の話をグラフィカルにしていく事で
熱量を持った感性的な記録を残しますことができました
各テーブルにスタッフを配する事で、議論を視認化出来る様にサポートしました

●テーブル参加者
3テーブル6名 計18名

鈴木美伸

TVリポーター、ラジオパーソナリティ
現在、福島中央テレビ「ゴジてれChu!」
ふくしまFM「impress ーGOOD FRIDAYー」にレギュラー出演中。
また、近年は舞台演劇や朗読会に出演するなど活動の幅を広げている。

渡辺俊美

1966年12月6日 福島県川内村生まれ 富岡町育ち
1990年当初に結成されたTOKYO No.1 SOUL SETのギター、ヴォーカル、サウンド・プロダクション担当。
現在までにシングル15枚、アルバム8枚、その他ライヴ、ベストアルバムなど多数リリース。
2021年には30周年記念オリジナルフルアルバム「SOUND aLIVE」発売。
並行して2000年に結成したソロプロジェクトTHE ZOOT16を経て、バンドスタイルの渡辺俊美&THE ZOOT16のギター、ヴォーカルとして活動中。
2010年には同じ福島県出身の山口隆・箭内道彦・松田晋二の4名で猪苗代湖ズを結成。
2011年3月に録音した「I love you & I need you ふくしま」で第62回NHK紅白歌合戦に出場。
当時高校生だった息子に3年間にわたって作り続けた弁当が話題となり、エッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』として2014年にマガジンハウスより出版、ベストセラーに。
漫画化およびNHKでテレビドラマ化された後に、2020年には「461個のおべんとう」のタイトルで映画化。兼重淳がメガホンを取り、父親役を井ノ原快彦・息子役を「なにわ男子」の道枝駿佑が好演。劇中音楽も担当。

https://note.com/toshimi16/

ホテルニュートーキョー
guest 山㟢廣和 (toe)

2003年、今谷忠弘のソロユニットとして始動し、その後はバンド編成によるライブ活動を展開。
今回のSONG OF THE EARTH 311 FESTIVALでは、ゲストに山㟢廣和 (toe)を迎え、2016年の3月に制作された"LIGHT FOR FUKUSHIMA" を披露する。

https://hotelnewtokyo.net/

Bro.KORN

34年間ライヴハウス周りをしながら当時の幻のライヴハウス「新宿ルイード」で3年間超満員の記録を作り、6社のレコード会社からスカウトされ、その後あのWON’T BE LONGの大ヒットにより売り上げ160万枚のミリオンセールスを達成する。
その後、NHK 紅白歌合戦初出場を果たし、FNS歌謡祭、有線大賞、TBS音楽祭新人賞等々を受賞。
芸能界での幅広い交友関係をもち、様々なアーティストへの楽曲提供を行い、自らもソウル・ブラックミュージックをはじめ、DISCOCLUBカルチャーの発展に尽力し、テレビ、LIVE含め様々なシーンで精力的に活動し続けている。
昨年、自叙伝的ベストアルバム「魂信。~My Life is in Destiny~」(2枚組全33)をリリース。魂に導かれた人生と音楽が詰め込まれた渾身の最新アルバムとなる。
昨年、バブルガム・ブラザーズ結成40周年を迎え、さらなる活動を加速させていく。

https://twitter.com/kondohgumi

藤原さくら

福岡県出身。1995年生まれ。
父の影響ではじめてギターを手にしたのが10歳。
洋邦問わず多様な音楽に自然と親しむ幼少期を過ごす。 高校進学後、オリジナル曲の制作をはじめ、少しずつ音楽活動を開始。地元・福岡のカフェ・レストランを中心としたライブ活動で、徐々に注目を集める。
4月からは東京・NHKホールをはじめ全国5都市で「Sakura Fujiwara Tour 2024」が開催される。
宮城公演は4月21日仙台PIT。
天性のスモーキーな歌声は数ある女性シンガーの中でも類を見ず、聴く人の耳を引き寄せる。

https://www.fujiwarasakura.com/

谷本賢一郎プロフィール
佐用町観光大使。兵庫県佐用町出身。歌手、タレント。愛称:タニケン。
NHK-E テレ「フックブックロー」けっさくくん役としてレギュラー出演。
BS プレミアム「ワンワンパッコロ!キャラともワールド」にてギターモグラの声や、テレビアニメ「ジェリージャム」では主題歌・挿入歌を担当。
2019年、CD キッズアルバム「うたの店長さん・ステキ ソングショップ」をキングレコードから発売。
2022年9月、最新 CD アルバム「青い花」を発売。
現在、のりもの研究家タニケンとして出演の DVD「のりものすごいぞ!」シリーズ 6作品を Amazon Prime Video チャンネル NHK こどもパーク、 Hulu などで動画配信中。
アコーディオンまいこ、パーカッションのノッチと一緒に、 全国各地でのファミリーコンサートや野外音楽フェス、学校・保育園・幼稚園での訪問ライブなども行っている。

http://maimusic.net/

Laugh(ラフ)
福島市を中心に活動するキッズダンスチーム。
心から笑っていたい!
またそんな笑顔を見ていたい!と言う想いがあり結成。

HYS(ヒス)
福島県を拠点に活動する17歳のヒューマンビートボクサー。
過去に2度の大会で優勝し、国際大会では見事にランク入りを果たす。
2019年のヒューマンビートボックス日本大会ではベスト4に残る。
大会のみならずライブパフォーマンスも精力的に活動しており、FUJI ROCK FESTIVALをはじめとしたさまざまなイベントに出演。
現在は一般社団法人LOVE FOR NIPPONに所属し、日本ヒューマンビートボックス協会が掲げる「ビートボックスと社会貢献」をコンセプトに活動している。

山岡トモタケ
福島県二本松市出身シンガーソングライター。
WHITE ASHのギタリストとして10年間活動後、2017年に解散。
解散後はアコースティックバンドs o t t oを経て、現在ソロは山岡トモタケ、バンドは山岡トモタケ&FLAMINGSとしてライブ活動中。
2023年福島ユナイテッドFC応援ソング「まなざし」を担当。
福島中央テレビ音楽番組「二畳半レコード」、ふくしまFM「2畳半レコード・オン・ラヂオ」で純レギュラーとしても活躍中。

《X》
https://x.com/yamaokatomotake
《Instagram》
https://www.instagram.com/yamaoka_tomotake

片平里菜

シンガー・ソングライター。「閃光ライオット 2011」にて審査員特別賞を受賞し、2013年メジャーデビュー。
今年夏には猪苗代野外音楽堂でデビュー10周年イベントを行い、9thシングル【予兆】10月18日NEWアルバム【Redemption】をリリース。情感にあふれた声、日常を包み込む詩、環境や社会へのまなざしは人々の心を震わす。
次世代の表現者として、従来の音楽の枠に捕らわれず幅広い活動を行っている。

https://www.katahirarina.com/

青谷明日香

ピアノ弾き語りシンガーソングライター、青谷明日香。
郷愁あふれる田舎の風景から、哀愁ただよう都会のビルの風景まで、様々な主人公の物語を歌い紡ぐ。
「FUJI ROCK FESTIVAL」「New Acoustic Camp」「森、道、市場」「オハラ☆ブレイク」などの大型野外フェスや、お寺、神社、公民館、カフェ、バー、旅館等、場所を選ばないスタイルで、演奏ツアーを敢行。
また、CM楽曲制作、テレビ番組主題歌、映画主題歌・劇伴の楽曲制作も行う。

www.aoyaasuka.com