原発事故後11年という年月が経過した今、ようやく双葉町は帰町宣言をしました
これが早かったのか遅かったのかという議論もありますが、何よりも
失われた時間をどう取り戻すのか、そしてあらたな街作りはどうしていくべきなのか
さまざまな問題点をあえて唯一の経験として考えた時に
「今の双葉町だからこそ言えること」「双葉町だからこそできること」
「双葉町にしかない体験」さまざまな「双葉町だからこそ」をみなさんと考え
そしてあらたな双葉の芽を育てていきたいと考えています
帰町宣言前日の夜
町には福島県各地で11年間灯されてきたキャンドルが灯され
そして扉をあけて「ただいま!おかえり!」という挨拶がなされました
私たちがこれからのまちづくりに関わっていくことこそ
「おたがいさま」な復興活動の具体的なアクションとなります
誰一人取り残されない世界
ともに手を取り合ってプロジェクトをおこなうこと
世界中が今このアクションの背中を押してくれるはずです
みなさんどうぞよろしくおねがいいたします
震災発生から12年目で双葉町が帰ってきました。
これまでLFNでは、発災当時に双葉町町長を訪問したことや物資提供からはじまり、それから仮設住宅で復活した「だるま市」というお祭りの開催を毎年サポートするなど、様々な側面で支援してきました。具体的に現地の行政や町民の方々と、これからの街づくりに向けた提案として、避難所の運営や、企業誘致など、シンポジウムを通じて行っていきたいと話し合ってきた中での開催となります。
LFNが本シンポジウムを通して目指していきたいのは、以下の具体的なアクションです。
特に全体のテーマとなる「双葉町のブランディング」に向けた現状把握を目的として、今回は基調講演に双葉町の伊澤史朗町長を迎え、双葉町の復興状況についてお話いただきます。
これまでのシンポジウムでの話し合いから、LFNに参画いただいている企業である大和ライフネクスト様が研修センター建設の検討を始めてくれていたり、帰町宣言の際にキャンドルナイトを来年3月11日のLFN主催イベント「SONG OF THE EARTH311」で予定していたり、同イベントで、伝統行事である「だるま綱引き」を開催など、様々なアクションが始まっています。
「双葉元年」として位置付けた2022年から、今後も更なる街の発展に向けたよりサスティナブルで具体的なアクションを、未曾有の災害を受けた双葉町から世界へ提示していければと考え、今年も双葉町で「SOTE SYMPOSIUM」を開催いたします。
■日時:2022年11月26日(土)10:20 -19:00
(チャレンジアワード表彰式、ふたばふたたびツアー、企業説明会含む)
■場所: 双葉町産業交流センター
〒979-1401 福島県双葉郡双葉町大字中野字高田1番地1
■主催:一般社団法人LOVE FOR NIPPON
■メインテーマ:双葉町だからこそ
■SOTEシンポジウム登壇者
LFN代表 CANDLE JUNE/双葉町 町長 伊澤史朗様
伊澤 史朗
双葉町長
平成25年3月10日~ 平成29年3月9日双葉町長(1期目)
平成29年3月10日~ 令和3年3月9日双葉町長(2期目)
令和3年3月10日~ 双葉町長(3期目)
基調講演:
「東日本大震災・原発事故と双葉町の復興状況について」
10:20 – 10:40
環境省 チャレンジアワード表彰式
10:45 – 13:00
ふたばふたたびツアー 中間貯蔵施設など
13:15 –
各自昼食
14:00 – 14:50
企業説明会
【ご担当者】
双葉町役場 復興推進課 主幹 薄葉 豊 様
経済産業省 浜通り統括支援員 藤田 歩 様
14:00 –
双葉町産業交流センター屋上から産業団地を見学・双葉町について説明
14:15 –
屋上から会議室へ移動
14:20 –
会議室にて工場立地の際の優遇措置等の説明
14:30 –
質疑応答
14:50
終了
15:00
オープン
15:10
シンポジウムスタート
15:15
LFN代表 CANDLE JUNEあいさつ
15:40
基調講演:双葉町 伊澤町長
16:00
テーブルトーク
17:10
休憩
17:20
トータルセッショントーク
17:50
フォトセッション
18:00
交流会
19:00
クローズ